2017年2月27日月曜日

ながいながい骨の旅

息子6歳「ながいながい骨の旅」という絵本にハマる。


http://bookclub.kodansha.co.jp/buy?isbn=9784062194754

最初に表紙の子どもとお母さんが
レントゲンみたいに骨で描かれている絵を指差して
「お母さんとレンちゃん」
と言うと「えー!」と言った。

それからページをパラパラめくって
「おなかの中に居た時のレンちゃん」というと
「わー!」と言った。

「読む?」と聞くと「読んで!」と言った。

地球がまだマグマに覆われていた時から始まって
生き物が現われて進化していく。

私たちの骨はどうして出来たんだろう。生命と私たちの成り立ちを知る骨の旅。

川上和生さんの美しい絵の世界。松田素子さんの丁寧で芯の有る言葉。

…でもまだ難しいかなあ、と思いながら読み始めると
6歳はトイレに行くのも我慢するほど夢中で話を聞いて絵を見ているのだった。

「頭の骨の中にあるのはノウミソでしょ」「ここに肺があるんだよね」
「骨の中で血が作られるって、知ってるよ」とか豆博士のような事を言ったり
ついでに「お兄ちゃんの友達がセッケッキュー!ハッケッキュー!って踊ってたね!」
とか色んな事を言う。

そうして読み進めていくうちに
「私たちは体の中に海を入れて持ち運んでいる」という所に至った時
「いつも体の中に海持って歩いてるんだ!」と言った時の
ぱあっと喜んだ顔は見事だった。

そして息子のお気に入りの絵本に。
今朝も一人で読んでいた。絵だけ見ていたのかもしれないけど
じいっと読んでいた。

「何度も何度も開いて読みたくなる
宝物のような絵本があります。」

編集者でもある著者の松田素子さんが言っていた言葉。

「絵本は高いと思うかもしれないけれど
たとえば1600円の本を10回読んだら1回160円ですよ。
高いですか?」

私が絵本を買う時、絵本について考える時
これからきっと、死ぬまで忘れない言葉。


こちらもおススメ 
「クワムボンは笑ったよ」…自分もカニになって水の中をたゆたうことができる
宮沢賢治の絵本「やまなし」
絵 川上和生
http://www.ehonnavi.net/ehon/22928/宮沢賢治の絵本やまなし/